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ペラサイト量産と1サイト集中、SEO上有利なのはどちら?

サイトを作る時にペラサイトを量産すべきか、
1サイトに色々詰め込むべきか悩む事があると思います。
実際、この問題は多くのサイト運営者の間で議論されていますが、私なりの見解を交えて検証していきたいと思います。

よろずジャンルのペラサイト100個vsよろずブログ100記事

ダイエット、クレジットカード、色々なジャンルのペラサイトを100個作った場合と、
色々なジャンル100記事のブログ1個の場合、SEO上有利なのはどちらでしょう?

ペラサイトは、1個1個のキーワード関連性は強いです。ただし更新頻度や記事の充実度が弱くなります。何たって1ページしかなくて作ってほったらかしですから。

よろずブログの場合は、更新頻度に関してはペラサイトより圧倒的有利ですが、キーワードの関連性が弱いため、個々のキーワードの力が弱くなる傾向にあります。

ただこれはすごく微妙で、
100ペラサイト=1サイト100記事
は限りなく等しいのでは?と個人的には思ってます。

ひょっとしたらカテゴリごとに違うサイトとしてウェブマスターツールに登録すれば、複数サイトに相当する評価がもらえるのかも知れませんが、やった事がないので何とも言えません。

1ドメインに多彩な分野の記事が集まっているサイトは「All about」「nanapi」など、沢山あります。
これらのサイトのようにカテゴリごとにナビゲーションや導線記事を独立させればGoogleは評価してくれるのではないかと思いますし、更新頻度のパワーが全体に行き渡りますので、ペラサイトを管理するより効率が良いのではないかと思います。

また、SEO的な事を(多分)あまり気にせずよろずブログを運営する「アルファブロガー」と呼ばれる人たちは、アドセンス等で大きく稼いでいます。
彼らはSEO戦略よりセルフブランディングに成功したケースで、ペラサイトがどうとかキーワードの関連性がどうとかに神経質になる必要がない事を教えてくれます。

特定キーワード100ペラサイトvs特定キーワードブログ100記事

特定のキーワードだけで作ったペラサイト100個と、同様のキーワードで100記事更新したブログ1個ではどうでしょう?

特定キーワードで100個ペラサイト作る事のメリットは、100通りの切り口で記事を書ける小回りの良さと、サイト同士をリンクして被リンク対策しやすいという事、ペナルティのリスクヘッジができるという事です。
(と、巷では言われてますが…個人的には色々疑問があります)

対して100記事更新の1ブログの場合、
更新頻度や内容の充実度においてペラサイトより有利です。
デメリットは、コンテンツの作り方がまずいと小回りが利かず、ターゲットユーザーが限定されてしまう事。
ペナルティを食らった時、ブログ丸ごと吹っ飛んでしまう事が挙げられます。

ターゲットユーザーが限定されてしまう点については、出産、結婚式、節約などの月刊誌が参考になります。
これらのジャンルはノウハウが限定的で参考本を一冊買えば事足りてしまうのに、月刊誌が発行されていて毎号毎号あの手この手と切り口を変えてテーマを展開しています。
この手法を参考にして、コンテンツの工夫次第で切り口を変える記事展開は出来るはずです。

ペナルティ回避の点については、
ホワイトハットでサイト運営していればペナルティを食らう確率は下がります。
それでも心配な場合は、サイト更新する中で切り口を変えたコンテンツを作りたいと思った時に、別ドメインでサイトを立ち上げる方法が良いでしょう。

ペラサイト量産はしょっぱい

会社ぐるみでやっているのならともかく、個人レベルで100個ものサイトを作り込むのはいくらペラサイトでも無理があります。

「月100万稼ぎたければ、一万円稼ぐサイトを100個持てばいいんです!(*^o^*)」
というアフィリエイターがいますが、

「年収を倍にしたければ8時間労働を16時間労働にしましょう!(*^o^*)」

と言ってるのと同じで、労働時間やタスクを増やせばその分仕事は雑になりますし、過労で倒れるのは目に見えています。

「ペラサイトはサイト同士をリンクして被リンク対策できる」というメリットに関しても、付け焼き刃のペラサイトにさほどのリンクパワーは無いと思います。
効果を発揮する確率より、徒労に終わる可能性の方が大きいのではないかと思います。

まとめ

サイト運営は極力1サイトに絞った方がベター。
分けるならジャンル別に数サイト程度に!

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