WordPressを運営する上で
- 間違えてデータを書き換えてしまった
- サーバートラブルでデータが消えた
- ウイルスでサイトが改ざんされた
などのリスクがあります。
こんなリスクに備えて、いつでも元の状態に戻せるようバックアップを取ることは必須です。また、サイトを移転する際にも役立ちます。
でも手動でやるのは大変!
そこで便利なプラグイン「BackWPup」を使います。
導入方法
管理画面>プラグイン>新規追加の検索窓に「BackWPUp」と入力するとBackWPupが現れますので、「今すぐインストール」をクリックして、有効化します。
インストールできたら、サイドバーメニューBackWPup>「新規ジョブを追加」をクリックします。
設定画面が表示されますので、このジョブの名前に「month01」と入力します。
今回はDropboxへ保存したいと思いますので、「Dropboxにバックアップ」にチェックして「変更を保存」をクリック。
次に「スケジュール」タブをクリックします。ジョブの開始方法に「WordPressのcron」をチェック。スケジューラの「毎月」にチェックします。今回の例では毎月1日、夜中の3時00分にバックアップを実行する設定です。「変更を保存」をクリックします。
次に「宛先 : Dropbox」タブをクリックします。「Dropboxのアプリ認証コードを取得」をクリック。
新規タブが開いてDropboxのサイトが表示されます。「許可」をクリックします。
「このプロセスを完了するには BackWPupApp にこのコードを入力してください。」とのメッセージとともにコードが表示されますので、コピーします。
設定画面に戻り、先ほどのコードを「Dropboxのアプリへのアクセス」にペーストします。
コピー先フォルダーに名前を設定します。サイト名をつけておくと分かりやすいでしょう。
「ファイルを削除」はバックアップファイルを何個まで取っておくかの設定です。
例えば「3」に設定すると、最新の3個だけ保存されて古いファイルは自動的に削除されていきます。
「変更を保存」をクリックすれば設定完了です!
確認作業
「ジョブ」をクリックします。
ジョブ名の近くにカーソルを上に持っていくとメニューが表示されますので「今すぐ実行」をクリックします。
プログレスバーがニョキニョキ伸びていきます。終わるまでそのまま、しばらく待ちます。
バックアップ完了後、Dropbox>アプリ>BackWPupにバックアップファイルが出来ていたら成功です!
あとはほったらかしでもスケジュールで設定した日時・時間に自動バックアップしてくれます。
さいごに
設定は少々面倒に感じるかもしれませんが、準備しておくのとしないのとでは安心感が全然違います。
万が一のトラブルに備えて、バックアップはしっかり取っておきましょう!